株式会社J-オイルミルズ様は、既に夜間バッチジョブのスケジューリングなどに「AUTO/400」をご導入いただいておりました。そして2007年9月に予定どおり「JOURNAL/400」を使用した新しいバックアップ環境が稼動致しました。
同社は現在、J−SOX法への対応を進めておられますが、その一環としても、障害対策の強化に大きな役割を果たしているとのことです。
会社概要
| 社名 | 株式会社J-オイルミルズ J-OIL MILLS , Inc. |
| 設立 | 2002年4月1日 |
| 資本金 | 100億円 |
| 代表者 | 代表取締役社長 佐々木 晨二 |
| 事業内容 | 「おいしさ」と「健康」をキーワードに多様化するお客様のニーズにお応えする家庭用油脂製品と業務用油脂製品の製造 |
| 本社 | 東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー17F〜19F |
| 工場 | 千葉工場、横浜工場、静岡工場、浅羽工場、神戸工場 |
J-オイルミルズ様はホーネンコーポレーション、味の素製油、吉原製油の3社が合併して誕生致しました。
合併直後に導入したHA(ハイ・アベイラビリティ)製品はライセンス価格が高額であったのに加え、維持管理の煩雑さが担当者様を悩ませていました。
頻繁なプログラムの改良や追加に伴うデータベースのレイアウト変更が発生し、そのたびに完全な同期が取れなくなり、再設定作業をすることになりますが、その業務が非常に膨らんでいました。また、ライブラリーコピーが発生してジャーナル対象が増えると、ミラー対象にはならないジャーナルが増殖するという現象が発生し、ディスクの負荷を高めていました。
そこで、コストの削減、維持管理業務の低減、そして不要なジャーナルをなくし、運用を簡素化するという狙いの下、HA製品のリプレースに着手することになりました。
そこで新たなHA製品として採用されたのがデータミラーリングツールとして実績のある「JOURNAL/400」です。
受注・出荷を軸とする販売管理系の本番機として「iSeries825」、バックアップ機として「iSeries810」を使用し、HAを導入して二重化体制で運用。
コストの削減、維持管理業務の低減、不要なジャーナルをなくし、運用を簡素化するという狙いで新たなHA製品として「JOURNAL/400」を採用。
導入にあたっては、下記の条件が設定されました。
■ 障害発生時の対応
障害が発生した際、本番機からバックアップ機への切り替えは、日中は30分以内、夜間はオンラインを開始する午前8時30分までに実施すること。
■ 夜間バッチの対応
基本的にすべて同じオペレーションで対応する。ただし、夜間バッチの初期処理で実行しているファイルクリアなどのクリア処理がある場合は、ポイントごとのセーブファイルから復元実行する。そして夜間バッチ前の復元は、ロールバックをするかしないかの判断のみで対応すること。
●ライセンスコストと保守費を大幅削減
本番機側のミラー停止時間が解消され(以前は夜間のジョブ実行時、ミラー転送が停止していた)スプールファイルもミラー対象にすることができるようになりました。当初の狙いどおり、夜間の煩雑な作業を含めて、二重化に関する業務を大幅に簡素化することができました。
●余分なジャーナル発生を抑え、ディスク効率向上
ライブラリコピーが発生してジャーナル対象が増えても、1日1回の差分チェックにより対象から外すので、無駄なジャーナルの発生が抑えられるようになり、本番機側のディスク軽減に役立っています。
●『AUTO/400』との連携でロールバックを指定
今回の決定以前から、夜間バッチのジョブのスケジューリングなどに、ヴィンキュラム ジャパンのシステム自動運用パッケージ「AUTO/400」を使用していました。そこで、障害発生時の切り替えに際してはこの「AUTO/400」を連携させて、ロールバックを指定されています。
本記事は、i Magazine 4号に掲載されたものです
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